少しずつですが森の整備にも着手しています。
以前は森のすぐ前に路上駐車していましたが、冬、雪掻きのため走り回る重機に潰されそうなので、森の端っこに駐車スペースを作ることにしました。
しかし森は腐葉土、車輪は滑る、埋まる、で、四苦八苦、仕方なく管理会社に工事を委託、駐車スペースに砂利を敷き、車輪が埋まるのを防ぐ事ができました。
そしてかなり混雑していた森の間伐です。
ひょろひょろの唐松など、ある程度は工夫しながら一人で切りましたが、目通り約450mmの赤松はなんとも手に負えません、この巨大な赤松のために周りの白樺や低木がとても貧弱で可愛そうな状態でした。
しかし木の倒れたときのエリアに隣家があり、また反対側には電気の引込み線が走っています。
これも管理会社にお願いすべく見積もりを頼みましたがなんとこの見積もりが・・・一本10万円・・・大型クレーンで吊りながら伐採するそうです。
あきらめるか・・・
しかし再度、管理会社の課長さんにご相談したところ、別の木こり屋さんを紹介してくれました、4,5人の職人さんが下見に来て、ああだこうだとクレーン以外の方法を検討した末、「伐採のみ、後始末無し」の条件で一本2万円で引き受けてくれました。
当日、やはり4,5人でロープを架けそれを軽トラックに曳かせ、あっという間に、それも計画した場所に寸分狂わず切り倒していきました。お見事と言うしかありません。後始末無しの条件でしたが、枝打ちと玉切りまでやってくれました。ひ弱な似非森人としては実にありがたい事です。針灸治療費を倹約できます。
そしてこの時会得した間伐のノウハウは以後の森仕事に大いに役立ちました。
ぽっかりと開いた森の空から日の光が注ぎ込みます。
薄暗かった森の中で光を求め体をよじりながら頑張っていた白樺を整体治療よろしくワイヤーで引っ張り真っ直ぐに伸ばしてあげました。
そしてまた、この空間に多くの木々を植えることができました。
ノムラモミジ・コシアブラ・ヤマボウシ・ナナカマドそしてシロヤマブキ・イカウツギ・ヒメコブシなどの花木などなど
ノエルの森も、「木洩れ日の素敵な森」に近づきつつあるようです
HP「木洩れ日の森から」より転記いたしました