出版社「文化出版局」は12日、生活美術雑誌「季刊銀花」を2月25日発売の161号で、休刊すると発表した。
季刊銀花は45年創刊。「心豊かな暮らし」をコンセプトに、生活に密接した日本の伝統工芸や美術などを取り上げてきた。
同社は「広告費や部数の低迷といった市場環境の変化や、情報ソースの多様化が理由」と説明している。
2010.1.12 産経ニュースより
懐かしい雑誌がまた一つ消えていくようです
以前にも少し書きましたが、この「季刊銀花」、私の骨董好きの原点といってもいい雑誌です
「銀花」とは、忍冬、
スイカズラの花のこと
夜目に 白くひかり芳香を漂わせて、迷う人に道を示す花と
局長が名付けられたとか
懐かしくなって、ついついまた捲ってしまいます
そういえば、
佐藤勝彦氏との出会いもこの雑誌だったと思います
8万5千部の「季刊銀花」特集号に一枚一枚肉筆の原画を閉じ込み驚かされました、懐かしいです
偶然にも母と同郷の佐藤勝彦氏、惹かれるものが多い方です
そしてこの「季刊銀花」のギャラリーが近くに出来て、多くの作品とも出会うことが出来ました
その中で、佐藤勝彦氏の書「飛」は今でも我が家で、その自由奔放なタッチで随分と楽しませてくれています
「季刊銀花」休刊のニュースに接して
そんなことなど思い出されます
「大いなる いのちの世界へ とぶがいい」 かつひこ
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