人気ブログランキング | 話題のタグを見る

木洩れ日の森から

komorebit.exblog.jp
ブログトップ
2010年 06月 10日

ア ラ ジ ン の 魔 法

お山に着いてみると
デッキの床やテーブルは埃で真っ白、いや、少し黄色がかっていて黄な粉のようです

松花粉の季節

ア ラ ジ ン の 魔 法_d0082305_5195662.jpg

このあたりは松林が多く、その花粉の量も半端ではありません
花粉症の私としては、昔、この埃の正体を知ったとき血の気が引く思いでした
でも、この花粉
花粉症にはあまり影響しないようです
粒子が大きいせいなのか、その理由については定かではありません
以前の記事でもご紹介いたしましたが
それどころか松花粉の効能として
肌の新陳代謝を促進し、肌荒れを防ぎ
体の免疫力を高める
そして
老化を遅らせ
胃腸を強化摺る、そうです

そういえば
先日の新聞に嬉しいニュースが載っていました

実際に使用できるには、まだ数年は掛かるでしょうけれど

久々に嬉しいニュースです

以下
朝日新聞より
***************************************************
花粉症やアトピー性皮膚炎といったアレルギーの発症を強く抑える働きがある細胞表面のたんぱく質(受容体)を、
筑波大の研究チームが発見した。
マウスの実験で、この受容体を刺激するとアレルギーを引き起こす物質が細胞の外に出なくなり、
アレルギー反応を抑えることができた。
ヒトも同様の受容体があり、アレルギー疾患の根本的な治療法の開発につながる可能性がある。
6日付の米科学誌ネイチャーイムノロジー(電子版)に発表した。

ダニや花粉などアレルギーの原因物質(抗原)は、体内で抗体(IgE抗体)と結合し、全身の肥満細胞の表面にくっつく。
このときに肥満細胞を活性化する物質(シグナル)が出ることで、細胞の外にヒスタミンなどの化学物質が放出され、
アレルギー症状が起きる。どのアレルギー疾患にも共通のメカニズムだ。

筑波大大学院の渋谷彰教授と田原聡子助教らは、肥満細胞の表面で、肥満細胞を活性化するシグナルの伝達を阻止する新しい受容体を発見し、
アラジン1と名付けた。
アラジン1をうまく働かせると、ヒスタミンなどの化学物質の放出が半減した。

またアラジン1を働かなくしたマウスは、普通のマウスよりも強く激しいアレルギー症状が出た。
アラジン1がアレルギー反応を抑える働きがあることが確認できた。

渋谷教授は「アラジン1はアレルギー反応を起こす最初のシグナルの伝達を妨げる。
すべてのアレルギー疾患の発症を阻止できる根本的な治療法の開発が期待できる」と話す。(中村浩彦)
***************************************************

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村

by takibiyarou | 2010-06-10 05:22 | 八ヶ岳


<< 春 蝉 時 雨      森 の 一 部 に >>