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木洩れ日の森から

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2010年 10月 04日

壁 に 穴

薄明かりの森の気配に起き出します
午前5時
温度計は15℃、それほど寒いわけではありませんが
散歩の前に薪ストーブに火を入れます
ダンパーを開け、木っ端を敷き、楽器製作の廃材と薪を積み、バーナーで着火
灰出しの扉を少しだけ開けると、音を立てて炎が上がります
しばらくして表に出てみると、煙突からの煙は殆ど透明
お散歩しますか
今週、ゴウ介家は来れないとか、ぶんた家の前を通りますが、まだお休みのようです
久しぶりに公園を、散歩

薪ストーブの温度計は200℃を少し回りました
薪を足そうと、サイドの扉を開けると、下部の吸煙口からゴーッと勢いよく炎が吸い込まれてゆきます
二次燃焼に移ったようです
薪を足し、ダンパーを閉めて表に出ます、煙の確認
よーく見ると、煙突TOPの周りが揺らめいて見えます、透明の煙が排出されている様子、OK

さて、持ってきた温度計を設置しますか
室外と室内の温度が同時に表示され、最高低の記憶もできるタイプです
然し、室外温度センサーを設置しなければなりません
昨夜ざっと見て回りましたが、難問です
我が家の壁厚は外貼断熱のため200mm、これを貫通できるだけのドリルを持ち合わせてはいません
さてどういたしますか
唯一可能性のある所が、勝手口のスイッチBOX
壁に埋め込まれたスイッチには内部にBOXがあります、これを利用できれば貫通の壁厚は半分くらいで済みそうです
それにしても150mmくらいの穴は必要
スイッチを取り外して見ますと、なんとかなりそうな感じです
早朝を気にしながら、スイッチBOXの底に穴を開けます
深さを測ってみますと、あと数センチ足りません・・・
これ以上長いドリルの歯は持ち合わせがありません、さてどうした物でしょうかねー
ふと思いつき、キッチンの引き出しをあさると、そこに、BBQ用のステンレスの串を発見
この串はお肉を通し安くするためにドリルの歯状になっています、長さは約300mm、充分です

この串を、先程の穴に差込み、手動ドリルで貫通させようとの魂胆
12.5mmの合板と10mm位の杉板
力任せの手動ドリルです
諦めたくなる心をに鞭当てながら、約10分
串の先端が、杉板から出てきました
成功です
今度はその穴を外からドリルで広げます
のぞくと室内が見えますねー、大成功
今度は先程の串に、細い針金を巻きつけて穴に通します
そしてこの針金に外部センサーを巻きつけ、外から引くと
出てきましたセンサー
付属のステーでセンサーを固定すると完成です

お早うございます、の声

ぶんた家のお散歩の様です

朝早くから、なにやらゴソゴソとやっているので見に来てくれたのです


スイッチBOXに余りのコードを収納し、カバーを取り付けます
最後に、表示板を壁に付けてすべて完成

壁 に 穴_d0082305_6335482.jpg


リセットのボタンを押すと

上部に外気温、下部にキッチンの室温が表示されました

これで猩壺庵の冬支度

一つ完了


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by takibiyarou | 2010-10-04 07:44 | 猩壺庵


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