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木洩れ日の森から

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2013年 12月 04日

茫漠としたまどろみのなかで

13-12-4

ギックリの再発か
朝方、ノエルの用足しに付き合った後
PCの前に座っていたところ
なんだか腰が重い
確かにノエルを抱えあげたのですが
その時は何でもありませんでした

腰をいたわりつつ仕事場へ
日中、活動している時はそれほどでもないのですが
椅子から立ち上げる時に、鈍痛・・・

早めに帰宅
いつもの晩酌の後
直に就寝
ふと気づくと、横にノエルが
どうしたことでしょう
この頃は、自分のベッドで眠る事が常だったのですが
何か気弱になったのでしょうか
少し気に掛かります
寝苦しく、目が覚めたのは
大きく重いノエルのお尻のせいか

再び眠る

嫌に足が暑い

冬でも炬燵などした事の無い私ですので

今夜が特別な事ではない

再び眠る

今度は、布団から出ていた肩が寒い

布団を引き上げると、今度は手が暑い

手のひらは、なんだかむくみ熱を持っているような

やはり足も暑い

微熱でもあるのだろうか

眼球の奥くも熱っぽい

その眼球のもっと奥には、望洋とした海が広がり

その薄明るい海中に

クラゲのような巾着状な物体が

がゆっくりとゆっくりと下降している

寝返りをうとうとすると

その巾着から搾り出された鈍痛が

乳白色の濁りとなって揺らめく

スエットのお尻をタイミング合わせて、引っ張って寝返る

少しは楽だ

巾着はまだ下降している

ゆっくりとゆっくりと

布団の中から

ノエルのお尻をがき抱えるように

胎児の姿勢になると、かなり腰が楽なようだ



ふと気が付くと

額に汗をかいている

やはり、少し熱があるようだ

鼻の通りも良くない

買い置きの薬はまだ有っただろうか

使い切ったかもしれない

いや、確かまだ残っているはずだ・・・

今起き出して

薬を飲む気力は無い

また少し眠る


足がとても暑い

足を布団から出すと

すっとして、気持いい

手の平はまだむくんで、熱っぽい


やはり

起きたら薬を飲んでおこう

巾着はまだ下降している

ゆっくりとゆっくりと


茫漠とした

まどろみのなかで

茫漠としたまどろみのなかで_d0082305_6131811.jpg






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by takibiyarou | 2013-12-04 06:14 | 雑観・雑考


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