バーナード・リーチの器
リーチはかつて、日本民芸運動の創始者柳宗悦の住まう我孫子に窯を築き、濱田庄司、富本憲吉、河井寛次郎、らと共に民芸運動の推進者として知られる陶芸家です。
この小さな器、セント・アイヴスにある彼の陶房の作品のようです。
リーチ陶房
内側だけに釉薬を掛けた、ユニークな器です。
知人から英国土産として頂いたものですが、そのスプーンのような形状のため、如何使用すべきか悩んでいる器です。
父はひまわりの種など入れてビールを飲んでいたようです。
使用しているうちに取っ手部を破損してしまい、私が金で繕いました。
我が家ではこれに灯りを灯し、テーブルライトとなっています。
そして、もう一つ
富本憲吉案 色絵灰皿
これも、彼のデザインで数多く作られた「富泉」物のようです。
禁煙中の私ですが、昔この民芸運動の洗礼を受けた一人として、懐かしくもあり香炉代わりにしています。
富本憲吉