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木洩れ日の森から

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2007年 09月 01日

幻の村のパン屋さん

07-8-25 の続きです

朝食の後パン屋さんに電話します
「カントリーキッチン」食パンのとっても美味しいパン屋さんです
でも、予約は一杯・・・
一窯で10本くらいしか焼けないので、競争率の高いパン屋さんです
仕方ありません、お風呂のついでに別のパン屋さん「ぱん・パ・パン」に行くとしますか

お散歩で頂いてきた野の花を幾つかの花入れに生けてみます
桔梗、オトコエシ、白山風露、そしてススキ
丁度無駄なく生けることができました、青磁の鉢のお水も替えて

家内が呼んでいます
TVで八ヶ岳をやっているようです
いけません、森のパン屋さんなどと言っていますよ
富士見高原だそうです、ますますいけません
森のパン屋さん「ぱん・パ・パン」・・・出てしまいました
まだ夏休み、これでまたこのパン屋さんも一杯になるでしょう・・・

ゴウ介家の車でお風呂です
そろそろお風呂が見えてきたとき、ゴウ介家の顔が曇ってきました
お鍋をコンロに掛けっぱなしで来たかもしれない
電気のコンロなので即火事は無いでしょうが、部屋にはゴウ介もいます
心配です、往復でも3,40分、私達はゆっくり浸かっていますのですぐに見に帰ってくださいな

夏休みとはいえ朝のお風呂はガラガラ
客は一人、今年から地元の大学に通っているという学生さん一人だけ
この人なつっこい学生さんと色んなお話し出来ました
若いのに大変礼儀正しい好青年、気持ちのいいお風呂です
しかし、夏はお湯がなかなか冷めないので、長湯するには熱すぎます
そうこうしていると、ゴウ介家が帰ってきました、どうやら無意識のうちに消してあったようです、一安心でした
さて、お買い物でもしましょうか
お昼はゴウ介家が鴨肉を焼いてくれるそうですので
夕食の用意、ハービーグー家とゴウ介家をお招きして宴です
帰りに、パンを買って帰りましょう、朝方TVでやっていた森のパン屋「パンパパン

乙事(もののけ姫の「乙事主」の名前のモデルとなった地名)から高原に上り
町営のお蕎麦スポット「おっこと亭」の前を左に森の中に入ります
鬱蒼とした森の中、そこに森のパン屋さん「ぱん・パ・パン」は有ります
そういえばこのあたり、たしか元「稗之底村」、なんとも不思議な地名ですね
幻の村、旧稗之底古村址と記憶しています
幻の村のパン屋さん_d0082305_7452481.jpg

この村は境方十八ヶ村に数えられる古村でしたが、高冷地での厳しい寒さで引越しを余儀なくされもっと下の立沢村・乙事村に1763年頃移住した伝えられています
なせ先人が生活条件の悪い1400m近いこの土地に村をつくったのか
八ヶ岳山麓の高台に建てられた「大先神社」、その意味は・・・・・と歴史の謎は深まります

しかし、今もなお「稗之底湧水」からは懇々と水が湧き小さな流れを作っています
幻の村のパン屋さん_d0082305_11132685.jpg


この流れ、やがて日本一の河口幅をもつ富士川の源なのです

今では鬱蒼の森があるばかり、人家はパン屋さんただ一つ

幻の村のパン屋さん

閑話休題
やはりTVの力は凄いです
森の奥深くのパン屋さんですが
駐車場も満杯です、やっと留めて店内に入ります
しかし、ここでも行列・・・
何とかお昼の鴨肉に合いそうなフランスパンとライ麦パンを入手
人気の名物「カスタードロング」をお土産用に予約しときましょう

さあ、かえってビールです

鴨肉を焼いてフランスパンでお昼です


アグの森のランチです


          先ほど 「稗之底湧水」をお散歩してきましたので
          画像を追加致します

by takibiyarou | 2007-09-01 08:17 | 妖しの森


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