木洩れ日の森から

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2014年 05月 25日

タンポポとススキ

この時期から森の小路を歩くと
道端に黄色いお花の絨毯が見られます
そう、どこにでもありそうな、タンポポ
下界では、ほとんどがセイヨウタンポポに取って代わられたようですが
ニホンタンポポだってがんばっています

セイヨウタンポポとニホンタンポポの見分け方は
総苞(ガクのような部分)が下を向いているのがセイヨウタンポポで、上を向いているのがニホンタンポポ
だそうです

その中で、ここ八ヶ岳には「ヤツガタケタンポポ」という固有種もあるそうな
私には見分けはつきませんが・・・
どうも、八ヶ岳よりも南アルプス山麓に多いらしい
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ニホンタンポポか
はたまたヤツガタケタンポポかは、不明


そういえば
一時期、外来のセイタカアワダチソウに征服されたかに見えた日本の野原
そこで、殲滅されたかに見えたススキがかなりその勢力を挽回し
逆にセイタカアワダチソウを追い詰めているとの情報も
いや追い詰めているのではなく、自滅

セイタカアワダチソウはその土地から栄養分を根こそぎ吸い上げ
他の植物を根絶やしにする
その上他の植物の生長を抑える物質(アレロケミカル)を放出するという
化学兵器まで使用する
しかし
この日本には、神風が吹くのです
セイタカアワダチソウは自らが吸い上げてからした大地のために、己の栄養にも事欠き
自らが発したアレロケミカルの種に自らもその影響を受けつつある

そこに登場は、そう、この地でじっと辛抱、耐えてきた日本古来のススキ
ススキは古来より、芒、薄、尾花、茅、萱とも呼ばれ日本人の生活の中に根付いてきました
そのススキが、枯れた土地に再び栄養を与え、撒き散らされた毒素を洗浄し
野原に女郎花やらなでしこやらを呼び戻しているそうな

なんとも応援したくなる

ススキであります


現在の戦況はどうなんでしょうかねー

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2010-10月撮影













by takibiyarou | 2014-05-25 06:55 | 八ヶ岳 | Trackback | Comments(4)
2014年 05月 24日

記憶のだしがら

ブログをUPしようと管理画面の「下書き一覧」を見る
先週1週間分の下書きがタイトルを残して、本文が全て消えている

愕然・・・

慌てて、何度も試すが、復活する気配は無い
このところ、このトラブルが頻発しています
ブログのお知らせを見ると、やはり私のミスではなく、ブログ自体のトラブルらしい
この下書き機能が出来て、重宝していたのですが
それまでは非公開でUPしておいて、後で加筆修正してUPしなおす方法を取っていました
この場合い、公開記事と非公開記事とが入り乱れ、なんともすっきりとしない状態が続くのであります
しかし、1週間分が消えてしまうと、かなりのショックであります

そんなもの
書き直せばいいはずなのですが
どうしたものでしょうか
一度断片的にでも下書きとして書いてしまった日々の記憶は
ほとんど消えている
正に出し殻状態なんです
それでも、その記憶の出し殻をつつき回して、記憶を呼び起こそうともするのですが
すでに、気力が着いて来てくれません

私の頭は、その日の体験または思い巡らせた事などを
直に文章には出来ません、そんな能力などありません
なので備忘録として、断片的な下書きに残します
その、断片的な記憶や思いを数日かけて増幅発酵させてやっと文章にしております
そんな、手間暇駆ける値打ちなど無い事は、よーくわかってはいるのですが
そうでなければ、書けないのですから仕方有りません

そんなまどろっこしい方法で
続いた試しのない日記を
何とか8年間も続ける事が出来ております
コレは我が人生の中でも、かなりの脅威的なことなんです

お山での
何の変化も無い暮らし
森をふらふらとお散歩して
食事して
そして一杯頂いて

そんな暮らしですので
一度出してしまった記憶など
他の日々との区別など到底出きやいたしません

そんなことで

このところ

記憶の空白が続いております・・・

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咲き始めた森のズミ(コナシ)の花











by takibiyarou | 2014-05-24 05:24 | 雑観・雑考 | Trackback | Comments(0)
2014年 05月 24日

犬年齢


ノエルを抱えて森に出す

ほとんど歩けなくなったノエル

歩いてのお散歩は、ノエルの森の5mほどのエリア

一度座り込むと

なかなか立てない

顔もかなり白くなって来ました

後ろ足の傷は一向に治らない

お医者に見せても

このままにして置いたほうが良いですよと

目も少し白くなってきたようです

しかし、見えない様子はまだ有りません

耳はかなりの都合耳ですが・・・

平成11年11月11日生まれなので

14歳と6ヶ月

犬の年齢と人間を比較しても意味があるのかどうかは定かではありませんが

犬年齢 を検索してみますと

大型犬で14歳を人の年齢に換算すると103歳

15歳では110歳と

中には大型犬14歳で換算表が終わっているものも有る

ノエル14歳と6ヶ月なら106歳を越えた辺りか

しかし、足腰を別にすれば、いたって元気です

食欲旺盛、体内時計もかなり正確

お散歩、ご飯、おしっこ、などの言葉も昔どおりに理解します

勿論おやつ、も

人間も100歳は驚くほどの年齢でもなくなった今

犬だって106歳、なんのその

膀胱炎はよくありますが

他に大きな病気なし

健康診断も、いたって健康とのこと

ありがたいこと

まだまだ、一緒にいてくれそうです



それにしても

22Kg、もっと増えているかも・・・

随分と重い年寄り犬でございます

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by takibiyarou | 2014-05-24 04:37 | ノエル | Trackback | Comments(4)
2014年 05月 23日

お歳かなー

14-5-18

朝方、ノエルを置いて道端のワラビ摘みつみぶらりとお散歩

鉢巻道路近くで、ゴウ介家の車とすれ違う

早朝から、三味線滝まで長距離散歩してきたらしい

お仕事で、今夜下山するので

お昼前から山菜の天婦羅でも遣らないかとの誘い

断る理由などありません

帰り道

木洩れ日の中

4頭の鹿に出会う

近くに行っても逃げない

いつもの鹿達でしょうかねー
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10時ごろ、ぶらりとゴウ介家に行くと

昨年伐採した丸太に塗装しています

森のベンチにするようです

昨日に続いて、デッキで宴

タラの芽、コシアブラ、ぶんた家で頂いた山ウド

暑いくらいの日差しの下

旬の山菜の天婦羅

たまりませんねー

またまたしこたま頂きました



ふと

目覚めると

西の窓から日差しが入る

寝ていたらしい

それにしても、太陽の位置がおかしい

まだお昼だと言うのに、かなり日が傾いている

時計を見ると、5時・・・

しかし、納得がいかない

さっき、朝の10時頃から山菜の天婦羅で一杯やった

少なくともお昼頃に違いない、はずだ・・・自信は無いが

しかし、時計は5時を指し

陽も西に傾いている


どうやら

酔っ払って、寝込んだようだ


このところ

夜中に数回ノエルの用足しに起こされる

そのせいでしょうか


それとも

歳かなー・・・







by takibiyarou | 2014-05-23 09:49 | 八ヶ岳 | Trackback | Comments(2)
2014年 05月 22日

雨の朝

14-5-13

屋根を打つ雨音に目覚める

階下に下りると、ノエルも起きてくる

雨カッパ羽織ってノエルを森に

雨は降っているのですが、森の木々に遮られて

それほど濡れることはありません

TVの天気予報を見ると

雨は6時ごろまでらしい

そして下界では、夏日とか・・・



7時ごろには雨も上がる

雨上がりの森をお散歩

途中でワラビを収穫、お土産と致しましょう

帰ってくると

西窓支店にヤマガラ、盛んに餌皿を覗き込み

そして首をかしげ、私のほうを見る

どうも、餌が無いようですねー

入れてあげますか

お水も入れ替えてあげます


すると今度は、近くの木に してんちゃん

どうやら木の上から、西窓支店の餌皿の中を確認してるようです

無駄足踏みたくないのかな・・・


しばらくすると

ちゃっかりと、ご来店

ひまわりの種をむさぼるようにお召し上がり


両手を突っ張り、遠くを見たまま

フリーズ

どうしたのでしょうか

何か気になることでもあるのかな?

すばらーくそのままフリーズしてました

さて

下山の準備しますか、ね


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背中が濡れてますね

してんちゃん





電柱の肩身の狭き木の芽どき   雪子








14-5-12の日記は
なぜか日付を残して消えていました
こんな事が
最近頻繁に起こります
なんでしょう
この現象は???








by takibiyarou | 2014-05-22 04:48 | 八ヶ岳 | Trackback | Comments(0)
2014年 05月 21日

ワラビのお浸し

14-5-11

朝採れのワラビを、灰汁抜き
平鍋に採れたワラビを並べ、ストーブの木灰を振り掛ける
それにお湯をひたひたにかけて蓋をする
お湯が多すぎても、少なすぎても駄目
多すぎると、くちゃくちゃになってしまい
また少なすぎると、灰汁が抜けず、歯ごたえも有りすぎる
これはなかなか経験を要す量なんです
お湯が完全に冷めたころ
真っ黒な灰汁を捨てて、冷水洗い
ザクザクと刻んで
煎り酒に浸す

志野の夏茶碗に盛り付けて

おかかを一振り

森の木の芽を見ながら

デッキで頂きましょう

お酒は

いつもの5年物の40度
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白幡 明  切子グラス  藍の盃
石井巌流  花梨葡萄杢菓子盆 
岡 宏峰       志野 夏茶碗
                                   
 

と、頂いておりましたら

なにやらデッキの屋根を駆け回る

そして、屋根の端から顔を出す

ほんてんくん

朝方ここでしこたま食べていたではないですか

それとも

私の気配に邪魔されて

十分食べられなかったのでしょうか


心残して

去ってゆきます



ふと思いつき

西の窓を覗きこむと

いますいます、してんちゃん

と、カメラで覗く私に気付き

一目散に飛んでゆく

そして、いつものカラマツに駆け上る



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驚かせて、ごめん・・




まだ風の気付かぬ土手の初蕨   雪子













by takibiyarou | 2014-05-21 04:59 | 猩壺庵 | Trackback | Comments(2)
2014年 05月 20日

あら、見てたのね・・・


14-5-11

朝、図書館に本をお返しに行こうと
デッキに出ようとしましたら
なにやら、動く物が
リスです
お尻をこちらに向けて
一生懸命にお食事中
ほんてん君ですね
このところお見かけしていませんでしたが
お元気そうで、何よりです

窓越しに見ていますと
気配を感じて
ふっと、振り返る

あら、見てたのね・・・

と言ったような

素っ頓狂な顔が実にいい

邪魔しては悪いので

お出かけは、しばし延期
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30分くらいでしょうか
一生懸命に食事して
お水を飲んで
お帰りになられました















by takibiyarou | 2014-05-20 04:24 | 八ヶ岳 | Trackback | Comments(2)
2014年 05月 19日

ノエルの森の山桜

14-5-10

ノエルをバギーに乗っけて

森をお散歩しようと

ふと見上げると

ノエルの森の入り口のひよろひょろと背の高い山桜

咲いてますねー

ひよろひょろと背の高いので

かなり見上げねばなりません

なので、咲いている記憶がほとんどありません

でも

満開に近いくらい咲いてます

その先の

セラビ家の大桜も盛大に咲いてます

そんな桜の下を行くと

カマドウマ家の屋根に人影が

リンケンさんです

屋根の塗装のお仕事中

屋根の上から見ていると

山菜採りの人たちが、勝手に敷地内に入り込むと・・・

確かに

お留守のはずのカマドウマ家のタラノ芽も、無残に切り取られております

山菜を採るのはいいとして

根こそぎ採るのは勘弁してくださいな

食べる分だけにしときましょうよ


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ノエルの森の山桜



森で写真撮っておりますと

ちびちゃん家のお散歩のようです

この辺りの山菜をまだよくご存じないようですので

ノエルの森のコシアブラをご案内して

少し差し上げました

コシアブラご飯かお浸しにして

お召し上がりくださいな

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食べごろのコシアブラ

















by takibiyarou | 2014-05-19 03:25 | 八ヶ岳 | Trackback | Comments(2)
2014年 05月 16日

下道

14-5-9

午前3時に家を出る
この時間ですと、ほとんどストレス無く走れます
中央環状線江北インターから山手トンネル経由して、中央道に向かう
午前4時前には八王子から中央道に入る
何とか深夜割引に間に合った

4月の消費税8%に伴い、高速の割引料金が大幅に減少しています
今までの通勤割引も無くなり、深夜割引も30%
この深夜割引も6月でなくなるらしい・・・
先週お山から帰ったとき、いつもの倍の料金に驚きました
それに、知らぬ間にガソリン代も大幅に値上げされています
消費税の3%の他に環境税がプラスされて、約5円/L の値上げとなっています
往復400km、高速利用のお山行き、かなり辛い事になってきました
せめて、高速代だけでも倹約しようと、下道ルートを画策します
試しに、甲府南で下りて20号線に向かうと、1600円
これに首都高800円と途中の有料区間400円(通常600円)で2800円
だいぶ節約できるはず、ところが甲府南から20号線に出るまでがかなりの道のり
早朝であればいいのですが、時間が遅くなると渋滞しそう・・・
20号線に近い次のIC甲府昭和で下りた方がよさそうです
帰りは甲府昭和から乗る事にいたしましょう

殆ど隠居状態おやじのささやかなる楽しみを取り上げないでほしいです・・・

この時間20号線も渋滞無く6時頃には森に到着
渋滞さえなければ時間もそれほど余分にはかからないようです

森につくと

鮮やかな新緑が迎えてくれます

しっとり濡れた雨上がりの森

散歩しますか

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カラマツの鮮やかな芽吹き













by takibiyarou | 2014-05-16 06:22 | 八ヶ岳 | Trackback | Comments(10)
2014年 05月 15日

海うそ

連休の初めのころでした

買い物ついでに町の図書館に寄る

カウンターの女性に杉浦日向子さんの本を検索してもらう

その中から「呑々草子」を借りる

ふと思い出し、梨木香歩さんの新刊本を尋ねると、「海うそ」はあるけれど

予約が入っていると

それでは仕方ないと「呑々草子」を頂いて帰ろうとすると

先程の女性がチョッと待ってくれと・・・

しばらく何かを思い出そうとしている様子

そして、事務室の奥に早足で向かう

有りましたありました!!、もう一冊

まだ、表に出していない「海うそ」がありましたと、本を持って嬉しそうに駆けて来る

その嬉しそうな表情に、私のほうも嬉しくなってしまいます

それ、お借りしてもいいのですかと念を押すと

手続きは済んでいますので、大丈夫ですと

こんな対応

なんだか嬉しくなりますね



早速読んだ「海うそ」

なかなか面白かったですよ


********

昭和の初め、人文地理学の研究者、秋野は南九州の遅島に赴く。
かつて修験道の霊山があったその島は、豊かで変化に富んだ自然の中に、無残にかき消された人々の
祈りの跡を抱いて、彼の心を捉えて離さない。
そして、地図に残された「海うそ」ということば・・・・・・。
五十年後、不思議な縁に導かれ、秋野は再び島を訪れる。
いくつもの喪失を超えて、秋野が辿り着いた真実とは。

            「海うそ」巻頭より
********



明治新政府による、通称 神仏分離令、そしてエスカレートする廃仏毀釈運動による
仏教施設の破壊
遅島のそれも例外ではなかった
修験道、モノミミ(南西諸島のユタ、ノロや恐山のイタコにあたる)、平家落人伝説
謎の土塁、そして蜃気楼

私の好物ぎっしりの、諸行無常感溢れるお話です


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私の拙い読書感想よりも

こちらの方の紹介文をリンク させて頂きます



梨木果歩 著 
『海うそ』 
岩波書店 
















by takibiyarou | 2014-05-15 04:32 | 雑観・雑考 | Trackback | Comments(2)