木洩れ日の森から

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2018年 09月 01日

今、縄文が熱い、らしい

2018-09-01

下界は、まだまだ暑いです
そんな中
思い切って出かける
それも、人ごみの中

上野駅公園口を出るとすぐに、人の波に飲み込まれる
道路を渡るも、渋谷のあの交差点並み
しかし、眼前には森が見えるのがせめてもの・・・
そんな人の波に流されながら森の奥に向かう
だんだんと森が広がり、人も空いてきた
でも暑い
見慣れた蒸気機関車や鯨のオブジェ
昔、お仕事で二年ばかり通った懐かしい景色
また少し森りに入り、そこを抜けると
またまた人の列
眼前に黄色い大きな看板が見えてきた


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そう、7月から「東京国立博物館」で開催されている特別展「-1万年の美の鼓動-縄文
暑さにめげて伸ばしに伸ばしてきたのですが、明日が最終日
すんなりと入れるとは思っていませんですが、チケット売り場の人の列を見るとうんざりです
それでも、まだ殺気立っていないのが、ありがたい
それに、ずいぶんとお若い女性が多い
「縄文」なんてかなりマニアックなので、オジサンばかりと思いきや、であります
やっとチケットを購入して、会場の「平成館」へ
おっと、ここでもまた行列
入場を制限しているようです、40分待ち、と書いてある
でも皆さん結構楽しそうに待っている
少し前に進むと、ありがたいことに、給水所が開設されている
すぐ後ろの若い女性が盛んに手を振っているて
館の出口から出てきた女性がそれに気づき駆け寄ってくる
かなり興奮している
後ろの女性の友人らしい
別に聞き耳を立てていたわけでは無いが、楽しそうな会話が聞こえてくる
二人とも、ここにきていたことは知らなかった様子
出てきた彼女が、興奮気味で今見てきた「土偶」のことを熱く語っている
今、縄文が熱い、らしい

確かに、今回ほど日本各地の一級品の「縄文」が一同に会したことは無い
すごいことなんですが
それにしても、考古趣味の親父とオタクだけでなく
ごく一般の若い方々が興味深々で来られているのは、なんだか嬉しくなる

何とか涼しい館内に入れたのですが
そこでも、また、列になって、待ち
でも皆さん楽しそうなので、気持ちが良い

合計二時間ほど並んで、いざ会場に
第一会場には、「暮らしの美」として、縄文土器郡が展示されている
やはり、グラビアでしか見たことの無い土器に圧倒される
人が多くてじっくりとは見ることが出来ませんでしたが
それでも、本物の持つ迫力には接することが出来ました
特にあの「火焔土器」の大きさと迫力に立ちすくむほどです
そして
あのビーナス達との再会
いつもは日本各地に点在している国宝の女神たち、今日は一同に会しています
その中でも、お山の近くの「尖石縄文考古館」で出会った「縄文のビーナス」と「仮面の女神」との再会
やはりどうしても、身内のようで贔屓してしまいそうです
しかし、あの超有名な亀ヶ岡の「遮光器土偶」、初めて実物にお目に掛かりましたが
国宝に指定されていないのですねー、驚きでした

今回の展示会で、土偶や火焔土器はもとより

現在の土瓶とほとんど同じ形状の「注口土器」の素晴らしさに感動させられました

そして、中で火を焚いたであろう中空の器

その焔と陰りの奥に、縄文の人たちは何を見ていたのでしょうか

古代からの信仰とされる「ミシャグジ」様のお姿が見え隠れするようで

気にかかります

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会場の解説は混雑を予想してかなり高い位置に有り

私に読むことが出来ませんでした

会場では、本物の迫力と感動を持って

帰りに、とても素晴らしい図録を買って帰りましょう

今夜は、「縄文」肴に

呑みますか


それにしても

まさに、ニッポン10,000年縄文文明」でありますよ





by takibiyarou | 2018-09-01 18:07 | 雑観・雑考 | Trackback | Comments(0)
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