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木洩れ日の森から

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2007年 04月 20日

アウトバック

リーガルブルーの相棒が我が家にやって来ました
アウトバックとは、ウルル(エアーズロック)で有名なオーストラリアの内陸部に広がる、砂漠を中心とする広大な荒野を指すそうです

愛車のレンジローバーはまだまだ走るに支障は無い状態ですが、余りにもメンテナンスの費用がかさみ、とうとう音をあげてしまいました
「次回は新車が買える位費用がかかります」とのディラーの脅しに怯えた事がレンジローバーとの離別を決意させた最大の要因でした
長い間私達の森暮らしを支えてくれた相棒との別れは実に寂しいものですが仕方ありません
雨の予報にもかかわらず久しぶりに自分で洗車、労をねぎらいました

次は後継車選びです、さて後継車の条件を考えますと

1.雪の山坂を考えるとまず四輪駆動車であること
2.寒冷地仕様であること
3.悪路を考へ、車高がある程度高いこと
4.安全性能が高いこと
5.2.5Lクラスで燃費が良いこと(ガソリン高騰のためレギュラー仕様を切望)
6.本格的なRV車でなくSUV(Sports Utility Vehicle)クラスが望ましい(まだ森の永住車ではないため)
7.荷物がたくさん積めること
8.これから高齢となるノエルの乗り降りが容易なこと
9.そしてマニアック度の高いこと

都会と森の往復を考えるとざっとこんな条件となります
最初流行のトヨタ「ハリヤー」が頭に浮かびましたが車好きの義弟の「ハリヤーは走り屋の車だよ」との言葉と流行とはいえ余りの多さにマニアック度で断念

となると、やはり「レガシィ」でしょうか

スバル(富士重工)は1917年に中島知久平が創設した飛行機研究所が起源の中島飛行機を前身とする会社で
プレアデス星団の和名「昴」別名「六連星(むつらぼし)」をシンボルマークとしています
スバル車のデザインは野暮ったく玄人向けで一般には不評なデザインが多く、スバルの本来持っている力を発揮する事が出来ず一時期大変な苦境に追いやられた事がありました
この時この状況を救ったのが「レガシィ」、この神話は有名ですね
スバルの四輪駆動(4WD)はAll-Wheel Drive の略で AWDと呼ばれ定評があり、加へて同社のアイデンティティともいえる伝統の水平対向エンジンは重心が低く抑えられ万が一の衝突時にエンジンが車体の下に入り込み安全性も確保できる、そして雪道の走りは抜群との評価も高い
確かに森の周辺はレガシィの影が濃いようです
早速近所のショールームに出かけ「レガシィ」の寒冷地仕様について尋ねると、「レガシィは寒冷地仕様が標準です」とあっけないご返事
アウトバック_d0082305_924112.jpg

ツーリングワゴンの新タイプ「アウトバック」は2.5Lクラスも有り荷物も積めそうです、車高200mm、チョッと意地悪そうなフェィスが気になりますが街乗りとオフロードのクロスオーバースタイルが魅力、そしてスバリスト、スバラーと呼ばれるマニア達から敬虔な信仰を集めていることは最後の条件、マニアック度において申し分なしの合格です
4.6Lのレンジローバーと比べるとかなりコンパクトですが電動シートや左右独立温度調整機構、ノエル専用の後部座席にもベンチレーションありもレンジと同じ

後継車は「スバル レガシィ アウトバック」これに決まりのようです

アウトバックのL.L.Bean仕様車もすてきでだいぶ悩みましたがツウトンカラーが今一で・・・
やはりドアミラーに付いた水滴や曇りを除去するヒーテッドドアミラー、フロントガラスやワイパーが凍結した時に熱線によって溶かしてくれるフロントワイパーディアイサーが装備のS-style LIMITEDでしょう


そんなこんなで車種が決まり

友人からスバル本社の方をご紹介いただき、大変な好条件で契約することが出来ました

[SUBARU LEGACY OUTBACK 2.5i S-style LIMITED] リーガルブルー・パール


レンジローバーとの離別は寂しいですが新しい相棒との森暮らしの始まりです




ドッグシートも新調

ラブラドールステッカーも貼りました


ノエルも気に入ってくれると良いのですが

by takibiyarou | 2007-04-20 07:26 | 雑観


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