08-3-3
三月三日はお雛様
ノエルも一応女の子 でした
なのに、こんなお祝いの日に何で・・・
先週、前足の腫瘍の切除手術をしたことは前にお話したしました
ノエルは、ワンコが舐めたりしないように首に着けるプロテクターの「エリザベスカラー」を嫌がって装着してくれません
4、5日くらいは何とかしのいだのですが、包帯とテーピング、そして赤ちゃん用の靴下で
やられました
まずお山で包帯とテーピングを多分「パクリ」
そして昨夜、またしても
朝起きてみると、靴下が脱げていて包帯もテーピングも有りません
そして、せっかく縫ってもうすぐ抜糸だというのに・・・
縫ってあった糸すらありません・・・勿論、傷口パックリ
血の気の引く思いで病院へ
先生曰く、傷口なんかどうでもいいです、大変なのは「包帯」です
これが腸に詰まると命にかかわることになります、即入院、内視鏡による除去施術
一難去って又一難
この日は患者が多くて除去手術が始まったのは午後八時半
そして一時間後に病院からの電話です
「視界の利くところは全部見たのですが、胃に異物は確認できませんでした」「麻酔用のチューブとテーピング以外は・・・」
「おそらく、腸の方に行ったのだと思われます」「後は祈るしかありません」
「エッ、チューブとテーピング以外は?」・・・・
「あのー、実は麻酔の効く前にやられたんです、ノエルに」「腕の血管に挿していたチューブとテーピングなんですが、やられました」
「勿論、内視鏡ですべて回収いたしましたですけれど・・・」
ラブに「絶食」などさせるとこの始末です
病院に着いたのが十時半
ノエルはまだ手術台の上で点滴を受けています、意識は朦朧
意識が回復するまで、獣医さんと今後の治療についてお話しました
しかし、エリザベスカラーをしてくれないとなると、手の施し用がありません
再度縫ってみたところで、数時間でしょう
それに、包帯はもっと危険です、このまま治るのを待つしかないようです
少し意識が回復したようですので、車に移します
午後十一時を回っています
イヤハヤお二人の先生、お疲れさんでした、ありがとうございました
後は私たちの責任で何とかせねばなりません
どうすればいいのかはまだ不明なのですが・・・
後ろで家内の膝を枕に眠るノエルのイビキが聞こえてきます
イビキでも、生きていてくれる証が
うれしいです