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木洩れ日の森から

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2008年 08月 29日

喧 騒 の 街

08-8-22

朝粥とベーコンで朝食をすませ、ロビーで同行者を待ちます
昨夜描いてもらった地図を運転手に示し、南京西路を人民広場に向かいます
路は昨日に増して渋滞です、そんなところにオートバイやら自転車がいきなり突っ込んできます
思わず声を上げてしまいますが、この国では当たり前の光景のようですね
ジェットコースターに乗っているような、スリルを味わいながら渋滞の車の間をすり抜けてゆきます
かなりの時間が掛かりましたが何とか目的地に着いたようです
しかしここはまだ道路の真ん中、こんなところで下ろされたら、生きて対岸には渡れません
何とか端に止めてもらって命拾いです

目的の高層ビルにたどり着きエレベーターに乗ります
目的の事務所は40F、2F~45Fとの表示のあるエレベーターに乗ったのですが、40Fのランプが点きません30Fまでしかいかないようです
仕方ないので30Fで乗り換えましょう
何とか事務所にたどり着いたのは約束の時間を30分も過ぎた頃
冷たいお茶を頂いただけで、次の打ち合わせ場所に向かわねばなりません
あたふたと、支店長と通訳さんの案内で打ち合わせ場所に向かいます

何とか時間には着きましたが、先方はまだ居ないようです
ずいぶんと待たされますが、ここでは当たり前のようですね
ここは「新天地」の超高級マンション、やがて会議室に案内されますがどうでしょう
会議などできようはずもない超デラックスなゲストルーム
仕方ないので並ぶ猫足のソファーを移動、大きなテーブルも移動
何とか話の聞こえそうな距離に替えさせてもらいます
そこで待つこと30分、やっと人が来たと思えば、お茶です
待つこと1時間、やっと打ち合わせのメンバーが揃ったようです・・・



何とか目的の打合せを終え、最初の事務所に帰ってきました
ここで、依頼社の現地担当者を待ち、打ち合わせの報告、そして食事の段取りです
やがて現れた現地担当者、ジーンズにトラ柄のシャツのスキンヘッド、日本人なのですが私の目からはまさに「怪しい中国人」そのもの
喧 騒 の 街_d0082305_9593696.jpg

彼の案内で暮れかかる喧騒の街へと繰り出します
車の多い通りから裏通りへ、勿論どこを歩いているのかは判ろうはずはありません
ただ、案内のスキンヘッドを見失わないように必死で着いて歩くだけ
左右から現れる客引きを振り払い、物乞いの紙コップをさけ、時計・鞄売りをかわしやっとのことで付いてゆきます
のんきに写真など撮っている余裕などありません
やっと一軒の店に入りますがこのお店、1階は内装工事中のようです、しかしそんなことはお構いなく店の二階に案内されます
店人は、喧嘩のような大声で工事をやめさせ追い出します
二階のもう一つの部屋では既に現地の人たちの宴が始まっているようです
その凄まじい喧騒の中で、我々も宴と参りましょうか

何食いますか、と聞かれても・・・・
注文の方は全てゆだねて、箱ごとギンギンに冷やされた日本ビールで乾杯です
喧嘩腰の注文も終わりやがて料理が並びます、大きな丸テーブルに隙間なく
上海料理の味付けはあんまり辛すぎず濃すぎず、私に合うようです
食べても食べても、お皿が並びます
こんな凄い注文は私にはできない芸当ですね、百戦錬磨の現地駐在者の実に凄まじい宴です
総勢7人の宴です
一体幾皿の料理を平らげたのでしょう、そして幾ケースのビールも・・・
今夜は私が持とうと思ってはいたのですが、かなり不安がよぎります
これ以上は「絶対に入らない、そんな極限状態の満腹でカードを出しますが、このお店クレジットカードの使えるような店ではないようです
仕方なくポケットの紙幣を数え支払います、470元
空港の両替レートで17 / 元、おひるの定食並ですね
なんとまあ、7人で限界まで呑んで食ってこの値段
色んな意味で凄まじい街です
それにしても
オリンピックの影が見えません
ホテルのTVでは流れていますけど
もっと凄いのかと思ってきましたが
北京と同じ国とは思えませんね・・・


明日朝の帰国です、このくらいにしてホテルに帰りましょう

タイ式のマッサージでもお願いして

ゆっくりと寝ましょうか


喧騒の街

上海の夜は更けてゆく

by takibiyarou | 2008-08-29 06:37 | 上海記


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