人気ブログランキング | 話題のタグを見る

木洩れ日の森から

komorebit.exblog.jp
ブログトップ
2012年 12月 10日

迂回路

12-12-7

お昼過ぎに自宅を出る
トンネル通行止めの影響か、車は少なめ
大月まですこぶる順調、ですがやはり大月出口は数珠繋ぎ
なのでそのまま河口湖方面に迂回、前方に大きく裾野を広げる富士山に向う
久しぶりの富士五湖方面、ここも車は少ない
やがて河口湖と思しき出口、なれど、逆光で出口表示が見えない
カーナビで確認する暇も無くエイヤーと降りる
どうやら正解で有りました
さてここから再び中央高速の一宮御坂インターまで、137号線で下る
どうもややこしそうなので、カーナビセット
一度山中湖方面に向かい、137号線に出る
河口湖に再び戻りいったん左折、湖畔のホテル前を通過して湖の橋を渡る
湖面には船の影無し
橋を渡りきり、再び137号線に出る
ここで、ダンプが前につく
のろのろの始まり
ダンプの前には車無し、後ろは、数珠繋ぎ・・・
凍結注意の標識多数、されど路面の凍結は無し
エンジンブレーキにてダンプの尻に喰らい付く
御坂トンネル(新御坂隧道)、2.8Km
笹子トンネルと同じ工法のトンネルとか
かなり気味悪い、が、なんとか無事通過・・・
やっと、前のダンプが右折
ほっとしたのも束の間、直に直進方向に一宮御坂インターとの表示
しかし、カーナビは「右折しろ」と
無視して直進、無事一宮御坂インターにでる
いったい、カーナビは何をさせようとしていたのでしょうか
大月、河口湖、一宮御坂は丁度三角形
迂回路はこの三角形の二辺、30分くらいのロス
しかし景色のいい所なので、これもまた良し
しかしながら、厳冬気の夜中はあまり走りたくない坂道です
南アルプス連峰に陽が隠れそうな頃、森に到着
所々に残雪が見られるくらいで、殆ど雪は無し
気温は確認し忘れましたが、それほどの寒さはありません
ノエルのおしっこに付き合って少しお散歩

ニュースでは大型の寒気団が来ているらしい
大雪になるのか
この当たりは、大丈夫だろう、たぶん

薪ストーブに火を入れて、夕食の支度
とは言っても、途中で買ってきた「馬のモツ」を鉄板で炒めるだけ
IHに鉄板を乗せ、「馬のモツ」を塩コショウで炒める
卓上コンロに固形燃料を点火して焼きあがった鉄板を移動(保温の為)
薪ストーブも巡航運転に達したようです
冷凍の5年ものの40度をちびりちびり

と、カタカタ

ゆっさ ゆっさ ゆっさ

地震・・・

かなり大きい、そして長い・・・

固形燃料の炎を吹き消す

先日のトンネル天井崩落の映像が脳裏をかすめる

揺れはまだ続いている

時代箪笥の取っ手がカタカタと鳴っている

この当たりは糸魚川静岡構造線の真上

いつ大型地震が発生しても不思議は無い地域

TVのニュースを点けると、震源地は三陸沖らしい

津波警報、大変だ・・・





今回はなんとか被害がなくて

本と、よかった


迂回路_d0082305_727228.jpg



一夜明けると、白銀の森








にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村

# by takibiyarou | 2012-12-10 07:29 | 八ヶ岳
2012年 12月 04日

玉ねぎ と 薬疹

12-12-01

今回は29日からお山に居ます
薪ストーブの炎を肴に呑んでおります

先週、お買物に行く途中の車内で聞いていたFMの番組の中での
書評がとても面白く、ハンドルを切り図書館へ直行
時間を置くと、著者も書名も判らなくなりそうで・・・
受付で書名を告げると、しばらくPCで検索の末
「ご用意できますよ」と書庫から持ってきてくれました
武田百合子さんの「犬が星見た」ロシア旅行(昭和54年)
後ろのページには、○○氏寄贈とある
私の寄贈した本もこうやって、借りてくれる人がいると嬉しいですねー
まだ途中なんですが
人間観察が、凄く面白い
40度の強よーいお酒をチビチビと舐めながら読むには丁度いい

ストーブの上には昨日から煮込んでいる、玉ねぎのお鍋
蓋を取ると、何ともベーコンのいい香り
これわさびさんのブログで見て気になっていた料理
玉ねぎを丸ごと、昆布、ベーコン、お酒、みりん、醤油で煮込むだけ
食べやすいように、玉ねぎには切り目を少し入れておく
後はコトコトと玉ねぎが半透明になるまで煮込みます

ゴウ介家から、お昼のお誘い
いそいそと出かけます

お昼から、また呑んでしまいました
酔いつぶれる前に今宵の準備

少々過ぎた感もある・・・


■ 若布のお浸し

■ キノコの霙和え、イクラ添え
    イクラは、先週筋子をばらし漬けたのを朝から自然解凍、うまく解凍できました
    これでイクラを冷凍保存できることが証明されました、よかった

■ 鶏手羽元と黒豚の炭火焼き、レモンで頂きます

■ カボチャの素揚げ、ドレッシング浸し

■ 本日のメイン
  玉ねぎの丸ごとベーコン煮
  リンケン家特製のハーブベーコンの香りがとてもよく
  なかなかの逸品となりました


酔っ払いの為

本日はこれだけ

準備を終えて、ちょっと寝てたらしい・・・

気がつけば、リンケン家のご到着

酔っ払いのゴウ介家も合流して

何時もの乾杯!!

すると、リンケンさん

私の顔指差して「どうしたの、血が・・・」

「えっ」と、洗面所で鏡を見ると

何と私の鼻の下、なんだか血がにじんでいます

酔っ払って何処かにぶつけたのでしょうか???

いやいやそうではないらしい、どうも傷ではなくタダレの感じ

薬疹か・・・

どうも私は薬剤に対して敏感体質

でも、市販の風邪薬を飲んだだけなのですが・・・

その後での深酒が祟ったのか

どうも情けない状態と相成りました

明日から

しばらく

マスク生活か・・・

玉ねぎ と 薬疹_d0082305_519931.jpg


                               朝日に輝く甲斐駒ケ岳

病院では
疲労から来る抵抗力の低下での
口唇ヘルペスとの診断でした

それほど
疲労はしていないはず、なんですけど、ねー・・・

風邪気味か?







にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村

# by takibiyarou | 2012-12-04 05:20 | 猩壺庵
2012年 12月 03日

大惨事

12-12-02
今朝は特別寒いです
気温は-7.5℃、この秋一番の冷え込みでしょうか

朝のニュースでなにやら中央高速笹子トンネルで事故らしいと
その内、ただの事故ではなく、崩落らしいと・・・
トンネル内で崩落とは??
何と、トンネルの天井が崩れてきたそうです、おっかない
3台の車が事故に巻き込まれたようです、無事であって欲しい
大月、勝沼間が上下線とも通行止め
何時もなら渋滞を避けて月曜日の午前2時頃に下山するのですが
真夜中に迂回路の山道はどうも気が進みません
ならば渋滞も少ない午前中にと11時ごろ出立
小淵沢からの中央高速
車はまばら、少し気味悪いくらいです
何時ものトラックが一台も見当たりません

そんななドライブも、一宮御坂インターまで
ここで強制的に下ろされて、20号線へ
次第に混み始めます
12時半、勝沼を通過、笹子のトンネルへ入ります
このトンネル、殆ど高速の笹子トンネルと平行しています
何か嫌な感じです、が無事に通過

13時半やっと中央高速大月インターへ

ほっと力が抜けました



後でニュースを見て、とんでもない大惨事を知りました
あの場に自分が居合わせていても何の不思議の無い状況・・・
身のすくむ思いです


復旧には相当な日数が掛かるはず

それまでは

この20号線経由ですかねー・・・

大惨事_d0082305_314156.jpg


なくなられた方々の

ご冥福をお祈りいたします









にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村

# by takibiyarou | 2012-12-03 03:15 | その他
2012年 11月 30日

入内雀

父の残したコレクションの中に金泥色紙の大和絵があります

藤原實方とあり

百人一首風の大和絵に

有名な歌が添えられてあります

何方の筆になるかは判りませんが

これが実に達筆、優雅な筆使いに見惚れます

歌は

           「桜がり雨はふりきぬおなじくはぬるとも花のかげにやどらむ」
 
         
藤原實方は『源氏物語』の主人公・光源氏のモデルの一人とされることもある、当代きってのプレィボーイ


そんな實方の身にこの歌が発端となり、事件はおこります

入内雀_d0082305_89595.jpg



桜刈り、一条天皇は宮中の人々とお花見に出かけます
ところが突然の雨
人々は東屋に雨宿りいたしますが、藤原実(實)方はただ一人
桜の下に留まり、花陰でこの歌を詠みます

お花見なのに雨が降ってきたけれど
どうせ濡れるのならば花と共に濡れましょう
と、そんな意味なんでしょうか

この歌は宮中の人々の喝采を集めますが
ただ一人、若い藤原行成だけが

「技巧に過ぎて、真実味が無い」と批判します

この批判に短気な実方は怒り、行成の冠を奪い庭に打ち捨てしまいます

対し行成は、大人の振る舞い

何も言わず、供に拾いに行かせます
このいきさつをご覧になられた一条天皇は
實方の振る舞いを叱り
「枕詞にある陸奥の三松、その中でも阿古耶の松はまだその所在が解らない、 これを見て参れ」
と命じます

これは、陸奥への左遷です

そして一方の行成を蔵人頭(くろうどのとう)に取り立てます

しかし實方は松を探せば直に都に帰れると高をくくり、単身陸奥へ向います

どうも、實方がこんな大人気ない行動に出てしまったのには訳があったようです
誰しもが認める相愛の仲でありました清少納言に、若い藤原行成が急接近

清少納言も行成に歌を送ります

    「夜をこめて 鳥のそらねははかるとも よに逢坂の関はゆるさじ」

    まだ夜中だというのに鶏の声を真似して私を騙そうとしても、逢坂の関が決して人を通さないように
    私は貴方に騙されませんよ

ちょっとした三角関係の様相です


實方の奥州行きを知った清少納言は歌を贈ります

    「思ひだにかからぬ山のさせも草 誰か伊吹の里は告げしそ」  

    貴方が陸奥の息吹の里にまで行かなくてはならないとは驚くばかりです

この歌に、實方の返歌

    「かくとだにえやはいぶきのさしも草 さしもしらじな燃ゆる思ひを」

    私の思いは”どうだこうだ”言い表しがたい燃えるようなものですよ
      (さしも草とはもぐさの原料となるヨモギのことらしい)

また、清少納言も歌を返します

    「とこもふち淵も瀬ならぬなみだ河 袖のわたりはあらじとぞ思ふ」

    貴方との別れが悲しすぎて袖が涙で濡れています

かくして実方は都から奥州古道を陸奥に向けて下ります


そして

長徳4年12月(999年1月)

任国で実方が馬に乗り笠島道祖神前を通った時
乗っていた馬が突然倒れ、下敷きになってしまいます
没時の年齢は40歳ほどだったという
当時の陸奥は陸地の孤島ともいうべき土地
実方はこの仕打ちへの怨みと京都への想いを募らせつつ
失意の内に陸奥で没したのでした

そして都では
都に実方の訃報が届くと同時に、奇妙な噂が流れ始めます
毎朝、京都の内裏の清涼殿へ1羽の雀が入り込み、台盤(食事を盛る台)の飯をついばんであっという間に平らげてしまうというのです
人々はこれを、京に帰りたい一心の実方の怨念が雀と化した、もしくは実方の霊が雀に憑いたといって内裏に侵入する雀であることから「入内雀」、または「実方雀」と呼びました

またこの雀は、農作物を食い荒らしたともいい

人々はこれを実方の怨霊の仕業として

大いに恐れたという


          ウィキペディアより








にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村

# by takibiyarou | 2012-11-30 08:10 | 物語
2012年 11月 29日

なんだろう??

最近、私の使っているエキサイトブログのトップページが変った
やっと前のトップページになれたところでしたので、また、訳がわからなくなってしまう
やたらと色んな機能が付いても
私には無用の長物・・・
いろいろとクリックして、やっと少しだけ理解できたたかな・・・
画面には、人気のブログやらが表示される
自分のブログの左上にも、似ているブログなどと表示される
クリックしてみるのですが、どう見ても「似ている」とは思えない
たぶん、無作為に表示されているに違いない
そしてレポートというページがあって
そこには、自分のブログの検索キーワード、リンク元URL、記事別アクセス数、ブログアクセス数
などが毎日棒グラフにて表示される
このブログアクセス数には「PCアクセス」と「PC訪問者」の欄がありますが
いくら説明かきを読んでも、このふたつの違いが理解できません・・・
そんなブログアクセス数が
先週の日曜日から奇妙です
もともとそれほど多くは無いのですが
日曜日にはそれまでの数値の倍、そして月曜日からはそのまた倍・・・
今朝見ても、何時もの4倍???
いったいどうしたわけなんでしょうかねー
たぶん、トップページにこのブログが表示されたのかもしれません
たぶんそうなんでしょう
それ以外に、急にアクセス数が倍々など考えられません
私もこのトップページは見ているのですが、私のブログが表示された事はありません、たぶん・・・
表示される商品広告などがその人ごとに違うように、表示されるブログも違うのでしょうかねー
たくさんの方々に読んで頂ける事は、ブログを公開している以上はありがたいことなんでしょうけど
なんだかちと、恐ろしい・・・

そして

この人は知り合いではないか?、友達ではないか?とせわしなく問いかけてくるFacebook

今ここにいる、これ食べている・・・

そんなこと知りたくも無し

すこし鬱陶しくなって

このところ

遠ざかって居まする

なんだろう??_d0082305_634342.jpg

                             老犬ノエル、13歳










にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村

# by takibiyarou | 2012-11-29 06:35 | 雑観